第2回:ホームページって必要?
企業・個人事業主にとってホームページは必要です
近年ではインターネットの普及によりホームページの存在意義は日増しに高まっています。
特に企業が自社ホームページを持っていない場合、取引先から指摘を受けるようなケースも増えてきています。
実はうちの会社も言われたことがあるの。
「ホームページを持っていない会社とは取引できません」って・・・。
そうですね。
そのあたりについて、総務省が毎年発表しているインターネットの普及率を元に解説いたしましょう。
まずは以下のデータをご覧ください。
インターネット利用率の推移
インターネット利用率(%) | |
---|---|
令和3年 | 83.4 |
令和2年 | 89.8 |
令和元年 | 79.8 |
(出典)
このようにインターネットの利用者は年々増え続けています。
これを受けて企業や一般の方が情報を入手する方法が大きく変わってきています。
???
どういう事?
これまでは新聞・雑誌・書籍・ラジオ・テレビなどから情報を得ていたケースが多いかと思うのですが、近年では情報取集ソースの第一位はインターネットになっています。
そういえばそうね。
『○○に行くにはどうすればいいかしら?』
なんていう時にいちいち地図を開かなくなったわ。
それに最近ではニュースもスマホで見るようになってるし。
職場でも「○○調べといてくれ」って言われてまずやることはネット検索だし・・・。
そう考えると、私自身の生活にインターネットは欠かせなくなっているわね。
そんな中でも企業や個人事業主が持つホームページの重要度は日々増しています。
どうして?
例えばA社の情報を見たくてインターネットで検索をかけたとします。
ネット上には企業や個人事業主の情報を公開しているホームページはいくつもあります。(例:まとめサイト、タウンページ等)そこには企業に関する業種、取扱商品、住所、設立年月日などの様々な情報が掲載されている場合があります。
しかし、そのようなホームページに行き着いた方は、次にこう考えます。
「じゃあ、A社のホームページはどこだろう?」
それってわかる!!
”情報をまとめたサイト”みたいなところで紹介されてる内容を見ても安心できないもん。
ちゃんとオフィシャルな情報として発信されているものを見て、初めて安心できるのよね。
その通りです。
しっかりとしたホームページを維持していくということは、それなりに経費が掛かります。
しかしそれによって、インターネット上での自社のブランド力を高め、顧客や取引先への安心感を与えます。
そのような点から考えると、近い将来ホームページを持たない企業や個人事業主は、商売の可能性がどんどん制限されていってしまうかもしれません。
そうよね。
普段の自分の行動に当てはめて考えてみれば良くわかるわ。
これからは見る人に信頼されるホームページを自分たちで持たなくてはいけないのね。