outlookのリッチテキスト形式って必要?
またお客様からお問い合わせがあった。
「添付ファイルを付けたメールを送ったら、先方で”winmail.datっていうファイルしか来てない”って言ってるんだけど…。」
毎度調べるのが面倒なので、備忘も兼ねてここでしっかり書いとく。
リッチテキスト形式だとなるらしい
添付ファイルがwinmail.datになるのは、以下の要件の時に起こるらしい。
- outlookからリッチテキスト形式でメールを送信
- 「1.」で送られたメールをoutlook以外のメーラーで開く
一般的なメーラーは、メールの書式としてテキスト形式とHTML形式が選べるが、outlookではテキスト形式、HTML形式の他にリッチテキスト形式というものが選べる。 どうやらこのリッチテキスト形式は以下のメールアプリケーションでしかサポートされていない形式でmicrosoftの独特な型式らしい。
- Microsoft Exchange Client Versions 4.0 および 5.0
- すべてのバージョンの Outlook
ん?
今どきoutlook以外のメーラー使っている人なんて五万といるだろうに…。
メールを受信する相手のメーラーを特定するこんな形式って必要なのか?
いらなくないですか?(^ ^;)
ってことで、outlookのメール形式を変更する方法を調べました。
メール形式を変更しよう!
かなり古いバージョンですいません。 outlook2010でのメール形式(outlookでは”メッセージ形式”と言うらしい)の変更方法を以下に記します。
【1】ファイルタブをクリックし、”オプション”をクリック
【2】”メール”をクリックし、開いたページの中の「次の形式でメッセージを作成する」のところを”リッチテキスト形式”以外を選択。
【3】”【2】”のずっと下、「メッセージ形式」のところにある「インターネットメールの受信者にリッチテキスト形式のメッセージを送信する際、以下の形式を使用する」のところで”テキスト形式に変換”を選択し、OKボタンを押して窓を閉じる。
最も安定して使えておススメなのは”テキスト形式”です。
太字などは使えませんが、メールで文字色を変えたりってあんまり必要ないですよね?
それよりも円滑に相手に文章が届く方が何倍もメリットがあります。
outlookをお使いの方は是非確認してみてはいかがでしょうか?
追記(2020年11月25日)
上記内容では添付ファイルがwinmail.datになってしまうのを防げない場合があるそうです。
そこで、その症状にも対応できそうな情報を以下の記事に記載いたしました。
こちらも併せてご覧ください。