
”忘れられる権利”について考える

先日、過去の犯罪歴を検索結果から削除することを求めて、yahooを相手取り訴訟を起こした方いました。
結果的に今回の請求は棄却されたのですが、この件でクローズアップされたのが、
”忘れられる権利”
というものについてです。
”忘れられる権利”とは”知る権利”の反対にあたるもので、インターネットなどの「記録が残り続ける」媒体などで一定期間掲載された情報を削除すべきなのではないかという考え方に基づいています。
確かに自分の恥ずかしい写真や、人に知られたくない情報が、友人などの手によって勝手にインターネット上に公開されてしまった場合、その流出を食い止めるのは1個人では非常に難しいです。
情報の氾濫によって生まれてきたこのような弊害。
これからの世の中がどのようにこの問題に対応していくのか。
お客様の情報発信の手助け(=ホームページ制作)を生業としている私にとっても非常に興味深いです。
・・・が、鳥頭の私なので、1年経ったら
「”忘れられる権利”? なんだっけ、それ?」
となっているかも・・・。
う~ん、自分の記憶だけは忘れないようにしたいものです。(^ ^)