キーボードのタイピングを早くする方法
凄腕プログラマーのタイピングさばきを見て、「私もあんな風にタイピング早くなりたいな~」と思った方は少なくないのではないでしょうか。
はじめのうちはキーボードにどこにどの文字があるのか、確認しながら文字を入力していました。
位置を少しずつ把握し、両手打ちにもなってきて、タイピング速度が上がってきたとき、ある癖が身についてしまいます。
それは、「キーボードをガーッツリ見てタイピングしてしまうクセ!」です。
別にいいんじゃないの?はい。決して悪いことではありません。
ただ、タイピングスピードを上達させるには、その癖は切り離す覚悟が必要です!
キーボードを見ずにタイピングができると、文字入力が格段に速くなります。
ブラインドタッチ
キーボードを見ずに文字を打つことを、「ブラインドタッチ」といいます。
このタイピングを行う事で、モニター上に入力されている文字を見ながら文字入力することができます。
そのメリットとして、誤字にいち早く気づくことができます。
キーボードを見ながら文字を打ち、目の前のモニターを確認すると、、、
とんでもない誤字を打ってしまっていた!なんてことがよくあると思います(経験済み)。
ブラインドタッチを習得すると、自分が誤字をしていることにすぐ気づけるため、入力ミスをすぐに修正でき、時短できます。
ブラインドタッチを習得するための方法の一つとして、「キーボードのホームポジションを把握する」練習があります。
ホームポジションを把握する。
キーボードを早く打つ人は、基本的に左右五指でタイピングをしています。
その際に、タイピングする前に「ホームポジション」に指を置きます。
ホームポジションとは、キーボード入力を最も効率的に行う事ができる指の基本配置のことで、キーと指の対応を常に一致させておくことで、キー操作を確実に素早く行う事ができます。
ホームポジションは、以下の配置になります。
- 左小指をキーボードの「A」キーに置く。
- そのまま薬指、中指、人差し指の順に、「S」キー、「D」キー、「F」キーに指を置く。
- 右小指を「+」キーに置く。
- そのまま薬指、中指、人差し指の順に、「L」キー、「K」キー、「J」キー、に指を置く。
そこを起点として文字を打ち、打ち終わったらまたホームポジションに戻る。この入力方法を繰り返してみてください。
位置がわからなくなってしまった場合、「F」キーと「J」キーに突起物があるので、感触で確認してください。
あとは、練習あるのみです!
楽器や自転車に乗るのと同じ感覚「運動性記憶」で覚える
ギターを弾くは、弦を抑える「コード」を覚えます。
よく「Fコードはギター初心者の壁」なんて言葉を聞くことがありますよね。
ギター始めたての頃は音を出すことすら難しいのに、プロはそれを難なくこなし、かつコード変更もスムーズできれいな音を出しています。
タイピングのことと、ギターのこと、どう関わりがあるの?
と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、関わりはないとは言い切れないのです。
ギタリストがコード変更をスムーズに行えるのは、コードの位置を把握しているからです。
それと同じで、文字と指の位置関係を感覚で覚えてしまえば、ブラインドタッチも難なくこなすことができるはずです。
それをするためには、「数をこなす」しかありません。
荒療治ですが、キーボードを絶対に見ないことを意識して何度も間違えることで、ブラインドタッチが必然的に身につくはずです。
自転車に乗る、歩く、といったように頭で理解するよりも、運動性記憶で体で覚えこませてしまいましょう。
ここまで綴っておきながら最終的に言えることは、「経験は力なり」!
キーボードを見てタイピングしてしまうクセが強くなる前に、数をこなしてブラインドタッチをマスターしましょう!
弊社も実験してみたので、ぜひこの動画もご覧ください。