小さいけれど、大きな幸せ
私事で恐縮です。
私は若いころから手湿疹が酷く、本当につらい時には指先のあちこちがひび割れ、水につけるだけで激痛が走るような状態になります。
そんな私に先日、小さいけれど大きな幸せがやってきました。
「パパのあたま、洗ってあげるね」
先日、手湿疹の状態が悪化し、髪を洗うことができなかった日がありました。
その翌日、私を心配した妻の提案によるものなのでしょうが、8歳の息子と4歳の娘が
「パパ、今日パパの頭と体、洗ってあげるね。」
と言って、お風呂で私の頭と体を洗ってくれました。
いつもは、「ほら、まだシャンプーが頭についてるよ!」とか、「もっとしっかり身体を洗いなさい!」などと子供たちに言っている私。
そんな私が初めて子供たちに体を洗ってもらい、なんだか感じ入るものがありました。
(こんなに手が大きくなってたんだ…。)
(意外と力があるんだな…。)
(あったかい手だな…。)
普段気づかなかった色々なものが子供たちの手から伝わってきます。
子供たちの成長を感じつつ、その成長を実感できることの有り難さに幸せを感じた2016年の夏でした。