想像する面白さを実感!マヤの都市発見の話
ウェーゲナー(※1)が大陸移動説をひらめいた時のような大発見がされたようです。
カナダの15歳の少年William Gadoury君が独自の仮説を立て、それに基づき資料を揃えた結果、メキシコのユカタン半島に未発見のマヤの都市を発見したそうです。
この発見のすごいところは、Gadoury君の発想のすごさです。
マヤの古代都市は元々川などから離れた山奥の不便な場所に作られており、それをGadoury君は疑問に思っていました。
そこで、Gadoury君はある仮説を立てます。
”マヤの古代都市は星座の並びを模しているのではないか?”
この着眼点が大発見への第一歩でした。
そこでGadoury君は、google mapsにマヤ都市情報のGIS(地理情報システム)をインポートし、その上に南米から見ることができる星図を重ね合わせてみたところ、117の都市が実際の星の並びと一致したのだそうです。
さらにここからが面白いんです。
重なった星々の中でマヤ文明の中で重要とされていた星(現在のオリオン座付近の星)に対応する都市が見つかっていなかったので、Gadoury君はカナダ宇宙庁に報告し、NASAやJAXAが撮影した衛星写真を提供してもらっての確認が始まります。
そしてなんと!
1辺86メートルの巨大ピラミッドと数十の家屋が見つかったのだそうです!!
上図がユカタン半島です。このどこかに忘れられた都市が存在します。
それだけですごいロマンを感じますね。
現地調査の話はどこにも出ていなかったので、これからなのでしょうが、どのような発見があるのでしょうか。
発想力が鍵ですね
このような発見が現代でもありうるというのは、google mapsのようなツールを誰でも使える世の中になったことも一つの要因かもしれませんが、やはり重要なのはそれらを使う発想力にあるのではないでしょうか?
ホームページ運営も実は同様です。
「ホームページってこういうものだよね」
という固定概念にとらわれることの無い、自由な発想がホームページを面白く、そして有効なツールに変化させます。
「うちのホームページ、こんな風にならないかな?」
という考えを常に持ち続けることで、あなたのホームページはあなたにとってそしてホームページをご覧になるユーザーにとって有益で、刺激的で、面白いものになります。
日頃のちょっとした発想を大事にしてみましょう!
大元の記事:http://www.journaldemontreal.com/2016/05/07/un-ado-decouvre-une-cite-maya
※1 ウェーゲナー
ドイツの気象学者(フルネームは”アルフレート・ヴェーゲナー”)。
1912年に大陸移動説を提唱した。
参照サイト:ウィキペディア「大陸移動説」
追記:
残念ながら今回のお話は、詳細を調べてみたら放棄された畑跡だったようです。
う~ん、本当に残念!!