ホームページは独自ドメインで公開しましょう！
とりあえず、
「独自ドメインって何？」
という方のために、以下に解説いたします。
まずはIPアドレスのおはなしを…。
まず、ドメインが無かった場合、ホームページを表示してもらうためにはIPアドレスというものを入力してもらう必要があります。
IPアドレスとは、パソコンやネットワーク機器などに1つ1つ分かりやすいように付けられた識別番号のようなもので、通常ホームページを公開するサーバーには固定のIPアドレスが振り当てられます。
例えばyahoo japanの場合、｛183.79.71.173｝というIPアドレスが振り当てられているので、実際URLに｛https://183.79.71.173/｝と入力すると、yahoo japanのホームページが表示されます。
ドメインは人間に分りやすくするためのもの
通常、IPアドレスを使ってホームページをアナウンスすることはしません。
大きな理由のひとつとして覚えにくいという点があります。
大昔、携帯電話が無かった頃、「数百件の電話番号を覚えている」などという強者もいましたが、まさかそれを現在でもやろうとする人はいないでしょう。
それと同じように、IPアドレスをホームページ閲覧ユーザーに覚えてもらうことは、閲覧ユーザーに負担を強いるだけなのでホームページの所有者にも何もメリットはありません。
そのIPアドレスを、人間が分りやすく認識できるようにするのがドメインです。
ドメインはICANN（アイキャン）というアメリカの非営利法人で一元管理されていて、先ほどのyahoo japanの例でいうなら
「”183.79.71.173”のIPアドレスは、”yahoo.co.jp”というドメインを持っている。」
という情報を保持し、各国のドメイン管理組織等に情報を提供しています。
これにより、私たちはyahoo japanを開いたときに表示されるURL｛https://www.yahoo.co.jp/｝を見て、
「ああ、このホームページはyahooだな」
と分りやすく認識できるわけです。
独自ドメインをおススメする理由
ようやく本題の独自ドメインのおはなしとなります。
「うちはもうホームページ持ってるよ～。」とおっしゃる会社様の中で、よくよく拝見するとURL表示が
となっているところが結構あります。
これらは｛thn.ne.jp｝や｛ocn.ne.jp｝のドメインの中の一部を間借りして公開されている状態となっています。
これは例えるならアパートの一室に事務所を構えているようなイメージです。
それに対して独自ドメインは、しっかりとした一戸建てで事務所を構えたようなイメージです。
どちらが信用度が高いかはなんとなく分りますよね？
実はこれと同じような評価をgoogleやyahooの検索エンジンも行います。
全く同じ内容だったとすると検索エンジンは独自ドメインの方を高く評価します。
また、検索エンジンはドメインの歴史も評価します。
上記の例でいうなら…
アパートの一室で事務所が開業したのが1か月前。
一戸建てで営業している事務所が開業したのは10年前。
どちらを評価しますか？
といった感じで評価をします。
（もちろん高評価なのは後者です。）
でもやっぱりコンテンツが重要
独自ドメインの有用性はお分かりいただけたかと思うのですが、それだけではホームページを有効に活用することはできません。
ホームページはコンテンツありきです。
良いコンテンツを増やして、検索結果への露出を上げて、自社をインターネット上でしっかりとPRしていきましょう。
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