そもそもAMPってなんだ?
先に公開した記事で散々「AMP、AMP!」と書いておきながら、その説明を書いていないことに気づき、弊社のお客様の為に分りやすく解説してみることにいたしました。
モバイル端末に特化した表示を実現
モバイル端末(スマホやタブレット)の場合、どうしても通信速度がPCよりも劣る環境での利用が多いです。
そのような端末での快適なネットサーフィンを実現するためにgoogleとtwitterで共同開発を進めているのがAMP(Accelerated Mobile Pages)だそうです。
制作サイドから見ると、現時点でAMPに対応させたページを作るためには、今までのサイト製作に利用してきた魅力的な仕組み(javascriptやcss等)の使用が大きく制限されているため、正直あまり楽しくはないのですが、ひとつ大きなメリットが存在します。
ページ表示が超早い!
ページを作りながら思っていたのですが、「これってgoogleがページ情報を取得しやすいようにしてるんじゃない?」という予想が当たっていました。
どうやらAMP対応のページはデータがgoogle等にキャッシュされ、ページにアクセスされた際、そのキャッシュが表示されるため、ページ表示が高速になる模様です。
どうやって使おうか?
ただ、サイト上の全てのページに有効というわけでもなさそうです。
googleからのアナウンスは以下のようになっています。
どんなサイトにも効果的なわけではない
AMP は、あらゆるタイプの静的なウェブ コンテンツ(ニュース、レシピ、映画情報、製品ページ、レビュー、動画、ブログなど)で大きな効果を発揮します。一方、動的で双方向性を重視した単一ページのサービス(地図の経路案内、メール、ソーシャル ネットワークなど)にはあまり効果的ではありません。
(googleウェブマスター向けブログ「顧客のサイトを AMP 化するための 8 つのヒント 」より抜粋)
つまり、新着情報などを頻繁に更新するTOPページやお問い合わせページ等ではあまり効果が望めないということかもしれません。
現状、このサイトでもAMP対応しているのはブログ記事として公開した数ページのみです。
これらがどのような効果を表すのか。今後注目していきたいと思います。