「命の大切さ」を実感できる話
昨今物騒な事件が沢山起きています。
みなさん”命の大切さ”が分からなくなってきているのかもしれませんね。
ここでちょっとだけ、私の出生に関する面白い話をさせて頂きます。
命の大切さ、ありがたさを少しでも実感していただけたら幸いです。
今ある命は自分だけのものではないんです
わたしの父は岩手県陸前高田市の出身です。
その父の父、つまり私の祖父が亡くなった時、父の実家でお葬式が行われました。
その後の食事の席で親戚のおじさんがこんなことをおっしゃいました。
「いやぁ~、あの時爺様が津波に流されていたら、ここにいる半分はいなかったんだなぁ~。」
よくよく話を聞いてみると、明治時代に陸前高田に大津波が来たとき、私の曽祖父が津波に流されそうになったのですが、庭にあった桑の木に引っかかって助かったという出来事があったとのことでした。
曽祖父には10人子供があり、そのうち半分は曽祖父が津波に流された時点では生まれていなかったそうで、もし曽祖父が流されていたら、その子供たちもいなかったことになるわけです。
従兄弟が家系図を作成して、津波後に生まれた子供たちの家族の人数を数えてみたところ、軽く100人を超えていたようです。
この話を聞いた時、今生きている人、これから生まれてくる人にとって、今の自分の命はとても大事なものなのだと実感しましました。
そしてこの価値観は自分の隣にいる人の命にも同様に当てはまることなのです。
自分を愛するように、周りの人も愛しましょう。
(なんかすごく偉そうなことを書いてしまって申し訳ありません。でも、少しでも多くの人に伝われ~!!)