ヘルプマークを知ろう!
ヘルプマークというのが話題だそうです。
このマークの趣旨に賛同したいので記事として取り上げてみました。
外見から分らないけど援助が必要な人のために
ヘルプマークを最初に実施した東京都福祉保健局ではヘルプマークを以下のように定義しています。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
なるほど。
確かにそういう方っていらっしゃいます。
外見からは分らない辛さや疾患。
でも、それを声高に周囲に吹聴するのはおかしいし、周囲の人も困ります。
それをさりげなく表してくれるこのようなマークがあれば、周りの人も理解できていいですよね。
今後の課題はヘルプマークの周知だそうです。
現在はまだヘルプマークの配布は一部地域のみで全国対応ではないようです。
是非全国にヘルプマークが広がり、多くの人がこのマークの意味を知って、みんなが助け合い、譲り合える社会になっていくと良いなぁと思います。
悪用、バラまきはやめてね
ただ、困るのがこのようなマークを悪用するケースがありうるという点です。
”電車で座りたいから”等の理由で健康な人がこのマークを使用して優先席に座っていたりしては、本来援助が必要な方の妨げになります。
実際にマタニティーシールなどで同様の事例があります。
参照サイト:マタニティマークは付けちゃダメ!?蹴られたりお腹を押されたりするとか
制度的にヘルプマークは使用する人、しない人すべての”善意”に掛かっています。
ヘルプマークは本当に必要としている人に適切に配布されることを希望します。
(現在のような駅などでの配布ではなく、医療機関などで配布してくれると良いのでは?と思います。)