注意喚起は素直に聞こう!ネット接続の複合機などでデータ丸見え問題
今日の朝日新聞デジタルで、以下のような内容の記事があり、弊社も複合機を扱う関係上興味を持ちました。
(以下朝日新聞デジタルより抜粋)
インターネットとつながる複合機やプリンターのセキュリティー対策がとられず、内部データが外部から見えていた大学などが多数あることが分かった。朝日新 聞の調査では、26校の計140台に蓄積された文書や画像を第三者が取り出したり、文書の表題(ファイル名)を読んだりできる状態にあった。複合機は年間 で数十万台が市場に出ているとされ、「氷山の一角」の可能性が高い。
(元記事のURL:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6186569)
このような事例に関して、2013年頃にも独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が注意喚起を促しています。
(参照記事URL:https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131111_622975.html)
それでも改めて今回のようなことが起こるのは悲しい限りです。
追記:2016/01/06
複合機を販売している方に伺ったところ、パスワードは基本的にコピー機を使うユーザーが設定・管理しなければならないようで、それがなされていない場合、初期出荷時に設定されたパスワードで誰でもログインできる状態になってしまっているとのことでした。
今回の場合、きっとこのような状態だったのだろうと思います。
弊社も平時からお客様の情報管理についてご指導などさせていただいており、改めて気を引き締めてお客様にご説明していきたいと思いました。