目を引くのはどっち?~動画と静止画、どちらの方が短時間で印象に残るのか?~
動画制作を行うにあたり、いろいろなことが勉強になりました。
その中で「情報量の多さ」が特に目立ったので、今回この投稿を見ていただいている方には、「静止画」と「動画」はどちらのほうが目を惹くのかというのを試していただければと思い、この投稿をしました。
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今回の質問は、「どちらの方が目を引かれるのか」です。
例えば、例1、例2、例3の三つの中で、どれが一番目を引くでしょう。
例1
ベージュの皿に乗っているベージュのコップにコーヒーが入っている。
左側にコーヒー豆が2粒落ちてきて、次に右側に3粒落ちてきた。
その後コーヒーから湯気が立った。
例2
例3
パッと見、すぐに例2のほうに目をやったのではないでしょうか。
しかし少しすると、例3のほうで動画が流れ始めます。
すると視線は例2から例3の方にうつり、そこからずっと例3を見ているのではないでしょうか。
さらに、静止画だけではわからなかったストーリー性があり、この投稿を見た後は例3の方の印象が濃いのではないでしょうか。
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人間は静止しているものより動いているものの方が目で追う習性があるといわれています。
また、文章や静止画だけで正確な情報を得るというのはとても難しいです。
動画は文字や静止画よりも細かい部分のニュワンスを伝えることができるので、情報量も多く、正確な情報を与えることができます。
また、文字を読む、画像を見るということよりも「短時間」でそれらよりも多くの情報を正確に得ることができ、印象に残りやすいです。
例1の文章は、ストーリーを事細かに書いてはいますが、最後まで読まないと完全には理解できないうえに物語の印象は残りづらい。
例2は、あるものは把握することがすぐにでき文章より理解はできるけど物語までは把握しきれない。
そのため動きとストーリー性、細かいニュワンスを表現できた例3はストーリーを把握するのに時間がかからない上に、感情を動かしているので印象に残りやすいです。
もしこの投稿を見た後にどのようなコーヒーの絵だったかと聞かれたら、おそらくストーリー性のあった例3の起こった出来事を順に話すことができると思います。
今回は「動画の持つ情報力は、静止画や文章に勝る」の実証の回でした。